『ととのいの余韻と、語らいの夜』

──恵比寿・BAR SAUNAにて

法政大学出身の弁護士たちが“おすすめ店で奢り合う”という「法政会」の集まり。
幹事を務めたのは、労働法の大御所・岡崎教行先生。
だが、今回はただの飲み会にあらず。

岡崎先生が「今日は特別な場所へ案内する」と言って連れて来てくれたのが——
住所も看板も非公開、知る人ぞ知る【BAR SAUNA】だった。

扉を開けた瞬間、そこはまるで別世界。


サウナでととのったあとは、バーラウンジで語らいと美食の時間。
この夜は、サウナ3セットを終えた“イケオジ”たちが、素足のまま、暗がりのバーラウンジへと移動。


静けさと気品に包まれた空間。
それが、住所非公開・完全会員制の「BAR SAUNA」。


サウナでととのったあとの余韻を、静かに語らいながら、美味とともに深めていく。
5人の仲間とともに、心と身体の整いをグラスに映しながら、語らいの時間が始まった。
気づけば、時間も疲れもすっかり忘れていた。

最初の一皿で、整いがほどける


ナッツ、枝豆、そしてピクルス。
そう、温野菜ではなくピクルス。この酸味がサウナ後の身体にじわじわと効いてくる。
「クエン酸で疲労回復、ビタミンEで抗酸化、完璧なラインナップだな」
と、ひとりがニヤリと笑った。
まさに“整いのための三点セット”。

クラフトビールとイケオジ飲みの幕開け


最初の一杯は、琥珀色のクラフトビール。
「ビールは飲みすぎ注意な」と別のひとりが言いながらも、泡のきめ細かさに負けてゴクリ。
この段階で、すでにBAR SAUNAの魔法にかかっていた。

出汁が染み入る、圧巻のきのこ鍋


きのこ、きのこ、きのこ。
エリンギ、なめこ、しめじ、舞茸……言葉がきのこで埋まるほどの山盛り。
「これはスープじゃなくて、整いのセラピーだな」と誰かが呟くと、一同深くうなずいた。

「低カロリーで腸に優しくてミネラルも摂れる。もう、完全にサウナ後の正解じゃん」と、理系気質の先輩が真顔で評価。

とろけるカプレーゼと白ワイン


トマトとブッラータの丸ごとカプレーゼ。オリーブオイルの香りが立ちのぼると、誰からともなく「これは白ワインだな」と声が上がる。

「カプレーゼはイケオジ前菜の王様だよな」
…たしかに、その風格があった。

スンドゥブ(米控えめ)


ここで登場する赤鍋系代表、スンドゥブチゲ。
「ごはん入れるか?」の問いに、一同沈黙。
実際には、控えめにご飯が添えられていたが、スプーンで具をすくい、スープを啜りながら、「これで正解」と笑い合う。

「これぐらいなら“罪”じゃなくて“情状酌量”だろ?」と、どこからともなく弁護士的な言い訳が飛び出す(笑)

ラストボス、冷麺登場


黒い冷麺、ただものじゃなかった──
六本木「ユッチャン。」のハワイ発・葛冷麺。
透明な氷に浮かぶ黒い冷麺。「これは絶対うまいやつ」。

「一口だけにしとこう、な?」と誰かが自分に言い聞かせるように言う。

が、結局気づけば半分食べていた。
「残したからセーフ」という誰かの言い訳に、別の一人がすかさずツッコミ──
「それは“ギリアウト”!」

カウンターの光と沈黙

語らいの空間は、食事だけではなかった。
暗がりに浮かぶ炎、無言でうなずき合う5人の姿。
ひとり一人がそれぞれの“整い”を抱えて、バーラウンジの椅子に沈んでいた。

「ここって、なんか…語らなくてもいいんだよね」と誰かが言った。
たしかに、そうだった。

──BAR SAUNA。
そこは、身体も心も、しっかり“ととのえてくれる場所”。
イケオジもダイエッターも、そしてサウナ好きも。
誰にとっても、整いと語らいが共存する、贅沢な夜だった。

文書作成者

佐藤 嘉寅

弁護士法人みなとパートナーズ代表

プロフィール

平成16年10月 弁護士登録
平成25年1月 弁護士法人みなとパートナーズを開設
得意分野:企業間のトラブル、債権回収全般、離婚、相続、交通事故、刑事弁護、サクラサイト被害などの消費者問題にも精通

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