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当ブログに初めて来られた方、若しくは、弁護士佐藤嘉寅(とら先生)を詳しく知りたい方は、こちらをお読みください。

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📘 彼は“もう終わった”と言った──「不貞行為と破綻の認識」


✨ グラスの向こうに

バーカウンターの薄明かりのなかで、彼はグラスをゆっくり回していた。
「うちはね、もう何年も会話がないんだ。完全に家庭内別居。子どもももう成人したし、離婚の話も出てるくらいで──」

彼の声は、酔いよりも静かな諦めに滲んでいた。
私は、グラス越しにその横顔を見つめながら、思った。

そんなにも、孤独だったんだ。

彼が有能な上司であることは知っていた。でもこの夜、はじめて彼の「弱さ」を知った。
そして、私の心に、小さな綻びのような感情が芽を出した。

数日後──私は、軽く口にした。 「……今度、映画でも行きませんか?」

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【都立大学】店主の語りも面白い、寿司と一夜の記憶──大人の隠れ家「医・食・部」

東京・都立大学の駅から少し歩いたところに、ひっそりと階段を下りて入る店がある。
看板の無いお店「医・食・部」

店内は、カウンター数席と、テーブル席は掘りごたつ仕様。
大将は若くて話し好き。
店の成り立ちと、料理の説明を、怒涛のようにしてくれます。
この時間は、好みが分かれるかも。でも、俺は好きです。

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能動的サイバー防御法──沈黙は守られるのか?



2025年5月16日、「重要電子計算機に対する不正な行為による被害の防止に関する法律」(通称:サイバー対処能力強化法、以下「強化法」)および「同施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」(通称:サイバー対処能力強化法整備法、以下「整備法」)が成立し、同月23日に公布されました。

29日、政府は、総理大臣官邸で「サイバーセキュリティ戦略本部」の会合を開き、NISC=内閣サイバーセキュリティセンターを、司令塔機能を担う新組織に改組し被害の未然防止に向け、高度な情報収集・分析能力を担う体制を整えていくことを確認したとの報道がありました。

NISC=内閣サイバーセキュリティセンターって、なんだかかっこよい響きですよね。
これらの法制度は、日々巧妙化・深刻化するサイバー攻撃から国民生活・経済活動の基盤を守るため、そして国家と国民の安全を確保するために、能動的サイバー防御の法的枠組みを構築するものであり、その必要性は否定しようがありません。
ただ、弁護士として若干気にかかる点について、コメントさせてもらいたいと思います。

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◆ 小伝馬町「食堂うなり」訪問記(2025年皐月)

先日、中学時代の友人であり、俳優の村上新悟君と一緒に、東京・小伝馬町の【食堂うなり】を訪ねました。

この店を初めて訪れたのは兄に連れてきてもらったのがきっかけでしたが、すっかり魅了され、今では定期的に通うお気に入りの一軒になっています。
なんといっても、実質“日本酒飲み放題”付きのコース料理が魅力。
そして、事務所から徒歩20分という立地も“ベスコングルメ”として高ポイントです。

この日のコース料理も、期待を裏切らない充実ぶり。
目の前に現れるのは、選りすぐられた一皿ずつ。
選べないなら、流れに身を任せるのが一番かもしれない。

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離婚後の再出発に「学び直し」を──弁護士が勧める、リスキリングという選択肢



離婚は人生の大きな転機です。
離婚はしたいけれど、離婚することにより経済的に生活が成り立たなくなるのではないかとの不安も多く聞かれます。
そのため、実際には婚姻関係は破綻しているのに、離婚に踏み切れない方も多くいらっしゃいます。
しかし、いずれは離婚裁判により離婚せざるを得ない状況になる可能性もあるのです。
弁護士として、単に、離婚が認められれば良いのではなく、その後の暮らしをどう立て直していくか──これこそが、真の意味での「離婚支援」だと私は考えています。

このブログでは、離婚後の生活再建に悩む方々に向けて、「リスキリング」という選択肢をご紹介します。

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『ととのいの余韻と、語らいの夜』

──恵比寿・BAR SAUNAにて

法政大学出身の弁護士たちが“おすすめ店で奢り合う”という「法政会」の集まり。
幹事を務めたのは、労働法の大御所・岡崎教行先生。
だが、今回はただの飲み会にあらず。

岡崎先生が「今日は特別な場所へ案内する」と言って連れて来てくれたのが——
住所も看板も非公開、知る人ぞ知る【BAR SAUNA】だった。

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【解説】安倍元首相銃撃事件、公判へ

⚖ 法律コラム

2022年7月、奈良市内で安倍晋三元首相が銃撃され、命を落とした事件。
日本中に衝撃を与えたこの出来事の刑事裁判が、2025年10月28日に奈良地裁で始まる見込みとなりました。
報道によれば、弁護側は、殺意があったと認めたうえで、母親の多額献金による家庭崩壊などの背景事情を踏まえ、情状酌量を求める方針とのことです。
本稿では、刑事弁護の視点から、本件が内包する法的争点と今後の注目点を整理したいと思います。

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緑と光に包まれて──2025年GW 山梨の休日

旅と美味の記録

2025年のゴールデンウィーク。
私は、ふと思い立って山梨の地へと足を運びました。

豊かな自然。深い歴史。そして、舌と心に残る美味。
日常を離れ、五感をひらく旅でした。


【1】こぶちさわの蕎麦と大滝神社

そばきり祥香

(山梨県北杜市小淵沢町)
旅の出発点は、道の駅こぶちさわ近くの「そばきり祥香」。
すき焼き風の甘辛出汁でいただく肉きつね蕎麦は、牛肉と厚揚げの旨味が溶け合い、身体に染み渡る“導入の一杯”でした。

https://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19000592

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仏像の返還と「取得時効」──文化財と法が交差する所有権争い

⚖️ 法律コラム

2012年10月、韓国の窃盗団によって長崎県対馬市・観音寺から盗まれた、県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」。
あれから12年以上——。
様々な法的・外交的な曲折を経て、ついに今月10日、韓国・忠清南道瑞山市の浮石寺で日本側へ引き渡されることとなり、12日には対馬に戻る予定との報道に接しました。
この出来事を踏まえ、本稿では文化財返還をめぐる法的論点について考えてみたいと思います。

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“遺言執行者”の責任と誤解──家族との対立が生む落とし穴


「兄だから当然でしょ?」
妹のその一言に、私は言葉を失いました。
遺言書に従い“遺言執行者”となった私の人生は、家族の中で軋み始めていったのです。

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