/ 最終更新日 : 財産分与によくあるご質問 私は、婚姻中に起業し、代表取締役として執務し、10億円の資産を形成しました。子宝に恵まれず、妻は専業主婦ですが、離婚にあたり2分の1の割合で財産分与をしなければならないのでしょうか? 財産分与の場合、夫婦共有財産の寄与割合は、2分の1です。これは、夫婦間に子供がおらず、また、妻が専業主婦であっても変わりません。 しかし、夫婦の一方の特別な努力や能力により資産が形成されたと言えれば、分与割合の修正がなさ […]
/ 最終更新日 : 財産分与によくあるご質問 妻と離婚調停中ですが、妻から2分の1の割合での財産分与を求められています。妻は浪費が激しく、ブランド品も大量にあります。妻の浪費がなければ、貯蓄は、少なくとも1000万円は増額していると思います。私は、2分の1の割合で、妻に財産を分与しないといけませんか? 財産分与の場合、夫婦共有財産の寄与割合は、2分の1です。当事者の一方に浪費等の事情があっても、寄与割合の変更がなされることは、あまりないかもしれません。但し、浪費が極めて激しく、そのために財産が形成できなかった事情を、具 […]
/ 最終更新日 : 財産分与によくあるご質問 将来の退職金も財産分与対象財産に含まれる場合があると聞きましたが、どのように評価するのでしょうか? 将来の退職金の計算方法については、事案ごとに評価方法、支払い方法が変わってきます。 計算方法としては、①基準時に退職したと仮定した場合の退職金額をもとに計算する方法が一般的でしょう。勤務先に退職金の試算書を作成してらう、 […]
/ 最終更新日 : 財産分与によくあるご質問 夫と離婚調停中です。生命保険も財産分与の対象となると聞いたのですが、どのように金銭評価するのでしょうか?私の生命保険は、夫が保険金を支払ってくれていましたが、解約しないといけないのですか? 生命保険については、基準時に解約したと仮定した場合の解約返戻金相当額が、財産分与対象財産となりますので、実際に解約する必要はありません。 保険会社に、例えば、別居時(令和2年9月3日)に解約した場合の解約返戻金計算書を作 […]
/ 最終更新日 : 財産分与によくあるご質問 私は、婚姻中にマンションを購入しましたが、妻は、5年前にマンションからでて別居し、現在、離婚調停中です。私は、離婚後も、マンションに住み続けようと思っていますが、離婚した場合の評価額は、いつが基準になりますか?5年前と比較すると、今はかなり値上がりしているので心配です。 マンションのような不動産も、財産分与の対象財産となり、基準時は別居時となりますが、ここでいう基準時とは、財産分与対象財産となるか否かという意味の基準時です。別居後に、マンションを購入しても、夫婦共有の財産から購入したとい […]
/ 最終更新日 : 財産分与によくあるご質問 私は、50歳で、現在の会社に20歳で就職し、定年の60歳まで勤め上げようと思っていますが、妻とは25歳で結婚したものの離婚することになりました。妻から財産分与として、将来受給予定の退職金を求められています。私は、応じる必要がありますか? 将来受給予定の退職金は、勤務先の業績次第で支給の有無が左右される可能性があり、最悪、倒産となれば支給されません。そこで、将来受給予定の退職金を、財産分与対象財産に含めることが不合理と考えることもできるかもしれません。 し […]